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テレワークしながらSOHOで働くのは幸せか考えてみよう

寂しさとの戦いが必要な働き方

テレワークSOHOで働くのが幸せかどうかを考える上でまず認識しておきたいのが、自宅をオフィスとして働くことになるため、基本的には仕事に一人っきりで従事することになる点です。

大勢の同僚や上司に囲まれた環境ではなく、自分だけしかいない孤独な場所で仕事に従事することになります。困ったときにすぐに声をかけられる人もいなければ、自然に聞こえてくる同僚たちの会話の声もありません。

パソコンを通して同僚とコミュニケーションを取ることはできますが、直接触れ合うことはできないので、慰めて欲しいようなタイミングで肩に手を置いてもらえることもありません。

このように同僚たちから切り離された環境で仕事に勤しむことになる点は覚悟する必要があります。

 

テレワークSOHOは一匹狼向き

孤独な環境がむしろ良いという人にとってはテレワークSOHOは最適な働き方です。

一匹狼として自分のペースで全てを進めていきたいから、同僚が周りにいたり、会話が聞こえたりするのはかえって邪魔という考え方の人は理想的な仕事環境が整います。自分のやっている仕事を後ろから同僚に見られて揶揄されてしまうようなケースもありますが、テレワークSOHOであればその心配はありません。

周りの雰囲気に流されることもないため、あくせくと働く雰囲気に合わせるのに苦労してきた人や、逆にあまりにのんびりとしている職場でストレスを感じてきた人にも向いているでしょう。

テレワークSOHOで働いているときには、課せられた業務を遂行してさえいれば、やり方やペースは自分の判断で決められます。

また、作業環境についても自分で自由にデザインすることが可能です。職場ではフォーマルな態度を維持しなければならないのがストレスになることもありますが、自宅であればラフな格好でも問題ない場合が多いでしょう。

孤独と言うとマイナスイメージで捉えられてしまいがちです。

しかし、テレワークSOHOは周囲の干渉を受けずに自由に働けるようにしたいと希望する人や、単独で働くことで効率を上げられるという一匹狼にとって有用な働き方の選択肢になります。

 

こんな働き方もできるテレワークSOHO

テレワークSOHOでは多様な働き方ができるので孤独感も打ち消すことができます。

家族と一緒に暮らしている自宅で過ごすことになるので、パートナーや両親、子供とのコミュニケーションを楽しみながら仕事に勤しむことが可能です。

家事や子育てを並行して行うこともできるため、家庭を大切にしたいという人にとっては魅力的な働き方になります。

また、ウェブ会議システムを導入している職場を選べば常に同僚や上司とインターネットを介してつながった状態で働くことも可能です。

必要なときにはメッセージを送って電話やチャットに出てもらうという形でコミュニケーションを取りながら働けば孤独感も薄れるでしょう。

一方、本当に孤独を望むという場合には時間的な拘束を受けずに働く選択肢もあります。

裁量労働制になっていて時間は基本的に管理されず、求められた業務をこなしていれば良いという立場で働ける企業もあるからです。昼間は趣味に費やし、夜は働いて仕事をこなすといったリズムでも働けるでしょう。

また、副業が許可されているなら時間を使い分けて働くのも自由です。

クラウドソーシングの広まりによって自宅でできる仕事を簡単に探せるようになっているため、余裕があるときにコツコツと働いて稼いだり、スキルアップをしたりしやすくなっています。

テレワークSOHOは上手にメリットを活用していくと自由度が高い働き方なのです。

 

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