テレワークのメリットとデメリットをまとめました!リスク管理が大切!

テレワークを実現することにより業務不均衡や残業、過重労働などの従業員の働き方の見直しが話題ですよね。
同時に介護や子育てなど、家をなかなか留守にできない人たちへの社会参加の促進の動きもみられます。
特に働き方として注目を集めているのがテレワークです。
働き方改革の一つとしてテレワークの導入を目指す企業も増えていますが、どういうメリットがテレワークにはあるのでしょうか。
いろんな業務がある中でテレワークに向いている業務など、テレワークについてご紹介します。
テレワーク導入でこのようなメリットが!
テレワークを導入すると、さまざまなメリットがあります。
従業員側としては仕事を在宅などでするかたわら家のことも行えるため、生活のバランスがとりやすくなります。
また、会社でテレワークを導入し社内で認知されるようになると、週に何度かテレワークを実施してみたりと、一人ひとりの従業員の生活に合わせた働き方ができます。
会社側のメリットとしては、従業員それぞれの生活バランスの安定が保たれ、精神面や健康面での安定が期待できます。
また、テレワークが導入されると、それに応じた通勤定期券代金の支給が不要になるのです。
そして、テレワークを導入していることそのものが、企業PRにもなりますよね。
会社概要などにテレワーク導入の一文を書き加えることで、働き方に対して敏感であり努力をしていることが手にとるようにわかるでしょう。
社員募集時には、大きな武器となります。
世の中は現在、圧倒的な人材不足にあります。経済や景気といった時代に左右される要事柄の他にも、団塊の世代が大量に退職していき人手不足が進んでいるのです。
働きたいと願っている障害者・高齢者・女性の方々は増加しています。
しかしそのような方々に配慮されている働く場所というのはまだまだ多いとは言えないため、テレワークの普及が進んでいけば、ダイバーシティの観点から見てものぞましい姿なのではないでしょうか。
テレワークを導入する際に気をつけておきたいこと
テレワークは企業のコスト削減や従業員のワークバランスなどが期待できる、魅力のある働き方です。
テレワークを導入する際に、気をつけておきたいことがいくつかあります。
自己裁量性となるのがテレワークですので、長時間労働にならないように注意しなければなりません。オフィスからは働いている姿が見えないのでサボってしまうのではないかと思いきや、逆に仕事がはかどりすぎてついつい夢中になって集中して働いてしまう人も多いのです。
ですが、自由に時間を使えることで子供の病気や家事など突発的なことにも対応することが可能です。
また、実働時間を確認するのは難しいですが、ITを用いれば双方向のコミュニケーションが取れ、作業の進捗も確認ができます。
テレワークを導入する時には、裁量で行った仕事をどう確認するか、勤怠管理をどうするかを考慮し、成果を上げるために働きやすい仕組みを築きあげることが重要です。
テレワークは介護や子育て中、ケガなどで通勤が困難な人に適した働き方です。仕事が在宅でできるため、やむを得ない事情で働きに出ることが難しかった人にとって労働のチャンスを得るというメリットがあります。
また、会社側にとっても従業員がテレワークによって仕事と生活のバランスが取れ、健康面の安定を図ることができるのです。これは会社の利益にもつながりますね。
テレワーク導入を自社のみで進めていくのが難しい場合には、フレッシュボイステレワークパッケージなどのテレワーク導入支援のためのパッケージ製品がありますので、貴社に有効な導入手法を選んでみてはどうでしょう?
テレワークの導入はメリットを生かし、注意点を押さえて制度を大いに利用しましょう。
介護や子育てで働きたいのに家を離れられない、住んでいるところが駅からも遠く、都内に出るにしても時間がかかり通勤が不便、このような悩みを持っている人にも新しい働き方として注目されているのが在宅勤務、「テレワーカー」です。
どういう働き方にテレワークは向いている?
職場と離れた場所で働くという、新しい働き方がテレワークというワークスタイルです。
在宅などで職場への出勤をせず仕事を行えるため、このテレワーク制度を生かして労働人口の新たな創出が期待されてもいるようです。
仕事を続けていきたかったにもかかわらず、介護や子育てでやむを得ず離職を余儀なくされる人も数多くいます。
また、通勤が障害のため難しい人、通勤が傷病のためできない人などもいます。
このように、在宅ならば仕事が可能な環境にある人にテレワークは向いています。
「新しい働き方」といいましたが、実は20年以上前からテレワークそのものは導入されていました。世の中にインターネットが登場したときから、「通勤からこれで解放される」「これが新しい働き方!」というようにいわれていたのです。
ですが、オフィスへ出社する!という上層部の意向が強いのが日本企業であるため、また横並びの体質も相まって、出社という名の苦行が続けられてきたのです。
それ以外にも、研究・開発部門や管理部門の従業員でも、通勤緩和やワークシェアリングでテレワークを週に数回のみ行うという使い方もできます。
それ以外にも、SEや営業など、モバイル機器を利用して仕事を客先から行うこともテレワークのひとつです。
テレワークは先ず、労働時間の管理に悩まされる!
テレワークは自宅で自分の自由なスタイルで働けるというメリットが思い浮かぶ方も多いでしょう。しかしその反面、労働時間の管理が壁となってしまうというデメリットもあります。
自宅作業がメインとなると、プライベートと仕事の時間の境界があやふやになってしまいます。
そのため、仕事が増えすぎて深夜までかかる業務をこなさなければならなくなったり、逆に就業時間内に休憩を挟んでしまったりする問題が出ているようです。
このように、プライベートと就業時間の時間をきちんと線引きし、管理することがテレワークを開始するうえでもっとも大事なことといえるでしょう。
そのためにも通常勤務時間との比較をし、仕事を適切な量持つことが求められます。
評価方法に困るという悩みも
テレワークを進めるうえで直面する悩みの一つに仕事の評価の仕方がわかりづらいというデメリットがあります。
仕事をしている姿を同僚や上司が直接目にしているわけではないので、例えば目立たない仕事でも時間が必要なものだったり、思ったよりも複雑な案件だったりした場合に正当な評価が受けられないという欠点があります。
仕事ぶりを見てもらえない分、どうしても成果主義になってしまいがちです。その結果、職場勤務を超える仕事を抱え込み、オーバーワークとなった末体を壊してしまう人も少なくないのです。
このような事態を回避するためにも、自身の勤務時間と能力に見合った仕事量、仕事選びを心がけることが大切です。
コミュニケーション不足って仕事にも影響する?
電話やネットでのやりとりは深刻なコミュニケーション不足を時にまねくこともあります。
例えば複数人で作業する場合など、お互いに理解しているつもりで作業を進めていて、書類が出来上がった状態ではじめてそれぞれの認識の違いに気がつくなど、思いもよらない結果に陥る可能性もあるのです。
意見交換を活発に必要とする仕事などは、やはり直接話しあいながら作業を進めたほうが作業効率も上がり、失敗も少なく済みます。
在宅のほうが効率が良い仕事と、数人で話し合いながら進めたほうが効率が上がる仕事は何なのかをしっかり見極める目が必要となるのです。
コミュニケーション不足を補うツールとしてWeb会議システムがあります。Web会議システムは数多くありますがその中でもおすすめするのが『FreshVoice』です。リリース以来1度もハッキングや乗っ取りのような被害にあったことがない堅牢なセキュリティを誇りながら、同時に複数にが話しても音声が潰れずクリアに聞こえる特徴をもつWeb会議システムとなっています。使い方はとても簡単で、FreshVoice内に登録された会議を行いたいユーザーを選択し呼び出すのみです。無料トライアルや訪問デモも行っている為、ぜひ1度ご体験いただきたいです。
情報セキュリティの確保も大事な課題の一つ!
テレワークで働く際に、最も注意しなければならないのが情報セキュリティの確保です。
とりわけ情報漏洩を未然に防ぐためのウイルス対策を欠かすことはできませんよね。勝手にUSBメモリーを差し込めないようにしておく、常時最新版のセキュリティソフトをインストールしておくなどの小まめな対策が必要になってきます。
また、端末の故障や紛失といったトラブルも考えられます。
このような状況に対応するために予備端末を持っておく、バックアップをとっておくなどの準備も必要です。
仕事を外出先で行うことのリスク
テレワークなら、仕事を外で行うことも自由ですね。
しかし、ばっちりなセキュリティで社員も多数いるオフィスでの仕事とは違い、コワーキングスペースやカフェなどで仕事を行うことは、仕事の情報が関係のない第三者の目に入ってしまうリスクがつきまといます。
たまに、パソコンを電車で広げてどうどうと仕事をしている人をみかけますが、セキュリティ上のリスクが潜んでいるので心配になってしまいます。
コワーキングスペースやカフェで仕事している際の問題として、お手洗いに立つと隙が出来てしまうという点があります。
席を少し離れている合間に、盗難にあってしまった・・・なんてことがあったら大変ですね。セキュリティロックがあればいいのですが、それでも離席するには画面ロックをしてからでないと、まるごと盗まれてしまうリスクがあります。
テレワークで働く皆さんは、Macbookなどを活用している方も多いのではないでしょうか。また、Apple製品のiPhoneやiPadなど、高額な機器を携帯していることも少なくないでしょう。
そんなとき、無防備に外出先で働いてしまうと、紛失するリスクがあるのです。
なくなるデータが自分だけのものであれば、それは自己責任ですが、仕事のデータが入っていた場合は連帯責任となってしまいます。そして、大事な顧客データを紛失したとなると、会社の信用問題にまで発展してしまうのは当然の結果でしょう。
よって、テレワークで働く場合は、パソコンのローカルに保存しないことをルール付けたいですね。そしてかならず資料作成はオンラインのクラウドですることにします。
Googleドキュメントなどを利用すれば、エクセルとワードがオンラインで使用できますので、これは安心ですね。
これで、端末がなくなったとしても、データ自体は無事ですし、紛失した端末への対処はアクセスを遮断するだけで大事な情報はガードできます。
働く際には、特にセキュリティ面を重視していきましょう。
日々のバックアップは必ず行い、ウィルス対策ソフトも忘れないこととし、価値あるデータを預かっている意識を持って、外出先で働くときの離席には細心の注意を払って下さい。
また、会社側でできることとしては、リモートワークでのすべての作業はオンラインドキュメントにし、保存はローカルにしないということが考えられます。
このように、テレワークはメリットばかりでなく、デメリットもあるのです。
しかし、通勤する必要がないぶん、東京の会社で地方に住んでいる人が働けたり、病気やけがで働けない人や育児や家事で働く時間の制限がある人にも働く機会が与えられたりと大きな可能性を持った新しい働き方であることは揺ぎ無い事実です。
しっかりとデメリットを理解したうえでわたしたちらしい働き方を求めていきましょう。