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在宅勤務で仕事がこなせる!テレワークを行う前に知っておきたい3つのポイント

テレワークを利用した在宅勤務とは、いったいどんな働き方なのでしょうか。ここでは、テレワークで在宅勤務を行う場合の1日の流れ、仕事内容、雇用形態を紹介します。

 

在宅勤務の一日の流れとは

在宅勤務といっても、会社員の場合は自分の好きな時間に働けるわけではありません。基本的に、会社に出勤した場合と同じタイムスケジュールで仕事をこなすことになります。たとえば、こんな感じです。

まず、決められた時間に認証キーを使って会社のネットワークにアクセスします。このアクセスがタイムカードの代わりです。言ってみれば、これが在宅勤務者にとっての出社ですね。また、それと同時に、上司や同僚に仕事の開始を告げることにもなります。

必要な場合は、電話やチャットを使ってコミュニケーションをとり、その日の仕事のスケジュールや内容などを打ち合わせることもあります。いまは電話だけでなく、インターネットがあるため、コミュニケーション不足を心配することもありません。

次に行うのがメールのチェックです。必要であれば返信したり、電話をかけたりします。こういった連絡業務をこなしてから通常業務に入ります。

昼食後、インターネットを使った会議に参加して、再び通常業務に戻ります。退社時間になると、その日の仕事の内容を上司や同僚に知らせて、了解が得られれば業務は終了です。もちろん、納期が迫っていたり、締切に間に合いそうにない場合は残業を行うこともあります。

 

在宅勤務の仕事内容とは

在宅勤務は、パソコンを使ってできる仕事が基本です。専門職でない場合は、資料作成やデータの分析などが主な仕事になります。

自宅のパソコンと会社のサーバーはつながっているため、会社で働いているのと同じように、ストレスを感じることなく仕事がこなせます。また、打ち合わせや会議などのために、ほとんどの会社で月に数回程度の出社を課しているのが通常のパターンです。

在宅勤務の主な専門職は、WEBサイトを作成するエンジニアやデザイナーです。こういった仕事は、直接クライアントとやり取りを行う必要があるため、ときおり会社に赴かなくてはいけませんが、作業は在宅で行なえます。

この他には、簡単なデータ入力作業も在宅勤務に向いている仕事の1つですし、WEBコンテンツ記事の執筆を行うライティング業務も在宅勤務でできます。記事の受注から調査まで、基本的にインターネットを利用するため、すべての作業を在宅でこなすことができますよ。

 

 

在宅勤務の雇用形態とは

在宅勤務の雇用形態には、主に在宅雇用と在宅就業の2つがあります。

在宅雇用は、会社員が月に数回程度の出社の他は、ほぼ在宅で業務をこなす形態のことです。会社に所属しているため、身分保障は一般の社員と変わりません。働く場所が自宅であるというだけです。

このため、一部の社員を除いて、労働条件も就業規則に記載してある通りになります。もちろん、健康保険や労働保険も適用されます。育児や介護中といった、毎日出社できない人に向いている形態です。

もう1つの形態である在宅就業は、一般的に委託契約と呼ばれる働き方のことです。委託契約は、会社に所属せずに仕事だけを受注する形態です。いわゆるフリーランスと呼ばれる人のことですね。

在宅就業は、働く場所や時間を自分で決められるメリットがあり、会社の就業規則に縛られることもなく働けるため、自分のやりたい仕事だけで生きていきたい人に向いている形態です。

育児や介護中でも仕事ができるといったメリットがある在宅勤務ですが、この他にもいくつかのメリットがあります。たとえば、通勤のストレスから解放されますし、昼休憩を利用して簡単な家事をこなすこともできます。

このように、メリットの多い在宅勤務。一人のほうが仕事に集中できる人は、在宅勤務を検討してみてもいいかもしれませんね。

 

 

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