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テレワークのシステムを把握して、問題点を解決していこう!

もしも在宅で働く事ができたら、出勤や満員電車からも開放される事で時間や労力をより有効に使う事ができ、また自分の心地良い環境で働く事で生産性も上がる等、多大なメリットがある事でしょう。

現在、従業員に対してそういった働き方を推奨する企業も増えており、テレワークが夢のまた夢という時代ではなくなってきているようです。

では、実際にテレワークを導入する際にはどういったシステムを用意すれば良いのでしょうか。

 

コミュニケーションシステム

テレワークの問題点として、直接顔を合わせる労働スタイルに比べると、コミュニケーションが取りづらいという事が挙げられます。

オフィスで働いていると、何気ない世間話をしたりランチを一緒に取る等、業務以外でのコミュニケーションも盛んになりますが、在宅ではそれはなかなか難しいもの。

ただ、現在であればテクノロジーの恩恵によってかなりの部分を解消する事ができ、例えば現在のインターネット回線であれば、相当な高画質でWebカメラ通話をする事も可能になりました。

また、面白い機能の一つとして、Webカメラに自分を写すと相手側には自分の選択したアバターが自分と同じ挙動をしてくれるというサービスもあるようです。

これは、直接顔を合わせないからこそできる、ちょっとお茶目なコミュニケーションの取り方です。

また、将来VRによるカメラ通話で、あたかも皆が同一の場所にいるかのような感覚で会議ができるようになる事等も期待されるでしょう。

 

 

勤怠管理システム

テレワークであれば、いつでも何処でも仕事をしていいと思いがちですが、やはり皆がある程度同じ時間に仕事をしていた方が効率も上がるのではないでしょうか。

そこで必要となるのが、各個人がいつからいつまで働いたかという事を記録する勤怠管理システムです。

これは就業開始時にボタンを押し、終了時にまたボタンを押せば良いという単純なものではなく、例えばモバイルのGPSを利用し、各個人がどこでどの程度の時間を業務に充てていたか等も合わせて管理するシステムになっています。

 

 

情報共有システム

テレワークではコミュニケーションを取ることが難しいのと同様、プロジェクトの情報共有も直接顔を合わせないため難しいものとなりがちです。

そのため、高度な情報共有システムが必要とされるでしょう。

求められるのは、必要な情報をリアルタイムで共有できる事、業務の進捗状況が管理者に分かりやすい事、そして何より業務内容に対するセキュリティが万全な事でしょう。

オフィスのみで情報を共有している場合、オフィス全体のネットワークを外部から守れば良いだけなのですが、個人宅で閲覧可能となると、要求されるセキュリティレベルはより高いものとなるでしょう。

ただ、現在でも仕事を家に持ち帰っている方もいらっしゃいますので、その延長線上で考えれば問題は解消されるのかもしれません。

テレワークが推進されれば、お子様のいらっしゃる方も、またそれ以外の事情で会社に出勤する事ができない方も働く事ができ、人手不足解消に繋がるのではないでしょうか。

また、時間を有効に使う事により、それ以外の時間をスキルアップやインプットに費やす事も可能となります。そして満員電車やオフィスのストレスから解放される事で、個人のスキルやQOLの向上も見込める事でしょう。

現在でも既に様々なテレワーク支援システムがありますので、これらの有効活用がテレワークの推進に繋がる事を期待しています。

 

 

 

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